思いわずらうことなく

ヨガ・生活・思ったことの忘備録

【職業訓練】試験当日【失業後の手続き⑦】

こんにちは、ようこです。

前回の更新から約三ヶ月経っていました。その間なにをしていたかというと、職業訓練にただただ通っていました。(よく考えたら、このブログで職業訓練に受かったって書いていなかった。受かりました!!!!(よかったね!!))

訓練(以下学校)は夕方には終わるので、フルタイムで働いていた身からすると、体力的に楽勝だと思っていました。…が!そんなにあまくねえ。毎日毎日約6時間知らないことを学ぶというのは、非常に脳みそが疲れるんですね…。復習の時間はほぼなく、ひたすら新しい知識を詰め込む感じです。そして教室の環境がまあまあひどくみんな腰痛に悩まされていました(腰痛に悩む大人な生徒たち…老い…)教室移動があって比較的環境はよくなり、私の腰痛は治りました。椅子の高さ、机の高さ、PCディスプレイの高さは合っていないと体を悪くします。休み時間にストレッチとかしてたけど、大半の時間を無茶な姿勢で過ごしていたら、腰がタヒにましたね。今までの人生でそんなに腰痛に悩まされたことなかったら、新鮮でした。腰が痛い人の気持ちがわかったので経験としてはよかったです。(治ったから言える話だ…)

 

というわけで今日は、試験当日のことを書いていこうと思います。前回の記事で当日編を書くと言っていたのに書いていませんでした。誰も待っていないだろうけど、記憶があるうちに書いておきます。

当日はスーツ着用でした。あわせて久しぶりにリクルート用のパンプスを履きました。数年振りだったけど意外としっかりしてて、日常でも履こうかなと思うくらいでした。(ここでフラグがたちました)とても広い会場で朝9時位から試験でした。他の職業訓練の試験も同時で行われていたので会場には200名くらいの受験者がいました。その3/4は私が申し込んだ訓練受験者だったので、まじで人気の訓練なんだな…と思いました。最初に受付して、着席して、もろもろアナウンスがあり筆記試験がスタート。

 

筆記試験内容についてはこちら。過去問と同じ問題がバリバリ出ました。 

yoyoyoga.hatenadiary.com

私の申し込んだ訓練の受験者は150人ほどいたので、面接後半組だった私は1時間半くらい待ち時間がありました。(午前中で終わると言われていたのに余裕で昼越えた…)待ち時間が長いのが良いか悪いかは人によると思います。質疑応答を考えていなかった人にとっては貴重な時間だろうけど、ある程度考えてきた私にとってはただただ緊張が増す時間で、体力も消耗しました。ちなみに面接で聞かれる内容は試験会場の壁に貼り出されていました。ネットで調べたことと同じだったのでほっと一安心。ここで初めて面接内容知った人にとっては待ち時間長いほうがよかったと思います。(待ち時間長すぎるので外出OKでした)時間つぶしに、質疑応答をまとめたノートをひたすら見たり、携帯いじったりしていると、やっと面接に呼ばれました。そこで気づいたんですが、私の靴壊れてる・・!!?靴底が剥がれていて、足を浮かせると、靴底がベロンってなっていました。(最悪!!でも片足だけやし、ごまかせるかな?)と思ったらなんと・・・両足とも剥がれていました。ここで私は試験に落ちる覚悟をしましたね。身なりが整っていないとか、落とす理由にめっちゃなるやん・・・。(これだけ受験者がいるから、受からせる理由より、不合格にする理由を如何に見つけるかのほうが重要視されてるんじゃないかと思った)ここで私の考えた秘策(駄策)は面接中に全体重を足裏に集中させること。とにかく靴底ベロンを回避。(面接日前に必ず靴の具合を確認しような!!)

グループ面接だったので「◯◯番から◯◯番の人、移動してください」と言われ案内されました。まさかの会場がワンフロア下で、ベロンベロンな靴底で階段を降りました。やっとの思いで面接会場につきましたが、すぐ面接というわけではなく、その後も会場前の廊下で待ち時間があり、ビビりの私はどんどん緊張が増していきました…。私はギリギリまで何十回もノートを読み返していましたが、一緒に面接を受ける人たちは、何もせずクールに座っていて私はよりビビりました。(え、みんな頭に回答内容ばりばり入ってるの?それとも緊張しないタチの人ばかり??)そんな感じで見事に惑わされていると、前の面接が終わったようで人がぞろぞろ出てきました。入れ替わりで私たちが入り、荷物はドア横にあるテーブルの上に置くよう指示がありました。(カバンをどこに置くかとか面接では気になりますよね。。)入室中も、私は足裏に意識を集中させて歩きました。受かったからまだ笑えるけど、これで落ちてたら本当にバカとしか言いようがなかったです…。私たち受験者は四名で面接官は二人(そのうち一人は書記)の女性でした。面接官は厳しい顔つきで、私はさらにビビりました。(後日談ですが、受験者が多すぎて面接官も「まだいるの!?」って感じで疲れていたそうです…)緊張したけど、質問される内容は決まっているし、回答内容は頭の中に入っているし、大丈夫!と心を落ち着かせました。「これから質問していきます。回答の順番は1問ごとに変えていきますので公平です。それでは1問目…右の方からお答えください」と面接官の方が言われスタート。1問目の回答順は私は3番目でした。一番右の方は、アラフィフぐらいの男性で、(いま無職なのか…大変だろうな…)と私は思っていたのですが、その人が開口一番に言ったことに私は驚きを隠せませんでした。

アラフィフのおじさん「あのう・・・。少し長くなるけどいいですか?」

私「!?」

面接の一言目でそんなこと言う人いる?????質疑応答例にそんな一文ある??????おじちゃん事前準備した???????

ここで完璧に私の調子は狂いました…。(他人に影響を受けるなんてまだまだ鍛錬が足りませぬ…)面接官の方も思わず「なるべく短めに」と素っ気なく言っていました。面接官をこれ以上怒らせないでくれ…。そこからそのおじさんが語るのは、自分が今どれだけ大変なのか、自分にはwebデザイナーの道しかない(その根拠は言わない)、この訓練に命をかけている・・・などなど。

面接官を経験したことがない私でも「そりゃダメだよおじちゃん…」と思う回答ばかりでした。受験者の他二人は同年代っぽい女性で、その方々もある程度は緊張しているのが伝わってきましたが、しっかりした回答ばかりでした。二人とも私と同じで事前準備めっちゃしたんだろうなあと思いながら拝聴。片方の女性はさらにすごく、訓練学校に見学にいったりだとか、訓練で学ぶ内容を羅列したりなど、めちゃくちゃ気合いが入っており、私はまたもやビビりました。でも私の準備した回答も決して悪くはないと自負していたので(靴底以外は)、とりあえず笑顔で答えていました。あっという間に最後の質疑となり、再びおじさんが長々と自分語りをしていました…(おいおい、おじさん…)と思いつつ私の番になり、そこでついに私もやらかしました。答えている際に一瞬頭が真っ白になり、5秒くらい沈黙を作ってしまいました。なんとか答えたけど(ああ、オワた・・・)と思いましたね。なんで最後の最後にやらかすんだ…気が緩んだのか、逆に過緊張になってしまったのか…回答中も足裏に意識を集中させていたのがアダになったのか…。でも最後の最後まで諦めてはいけないと思い、面接が終わって退出する際も、足裏に全意識を集中させすり足で帰って行きました。

終わって描いた絵。

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期待すると悲しいので、落ちたと思ってその後は過ごしていました。なので合格発表見たときは本当に信じられなくて嬉しかったです。そしてびっくりしたのがなんと私のグループでは私しか受かっていなかったのです。(おじちゃんは抜きにして)あんなに女性陣しっかりしていたのに…なぜ…??支援が必要ないと思われた人たちは通さないという話もあるから、そういうことなのかな。でも面接で答えていた彼女たちの内容を聞くと、二人が現時点で支援が不必要なほどwebに精通している感じではなかったです。なので憶測ですが(失礼だけど)学科試験で落とされたのかな…?と思いました。職業訓練についてのいろんなブログで学科には力いれなくていい、面接が超重要と書かれているけど、学科にも力入れたほうが絶対いいと思います。面接の回答内容は私含め女性陣は大差ありませんでした。(一つ前の投稿でも書いたけど、事前準備してたらだいたい回答は似たり寄ったりになる)

彼女たちが今どう過ごしているのか、就職したのか、他の職業訓練に通っているのか、とても気になります。

最近は中だるみで授業も半分諦めて(プログラムわっけわからへん…)聞いている時もあったのですが、150人が志望していた訓練に今私は通わせてもらっているのだ、と改めて思い、真面目に過ごそうと思いました。

・・・最後真面目になっちゃったな。

次は、授業内容とかについて書くかもしれないです。